この記事を書いた人
40代から将来の不安をきっかけに資格の勉強を開始。FP3級・2級、簿記3級、ITパスポートに独学で合格しました。実体験をもとに、初心者向けに分かりやすく解説しています。
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「簿記3級に合格したい。でも、何から始めればいいのかわからない。」
そんな状態で検索して、この記事にたどり着いた方も多いと思います。
参考書を読むべきか。問題集を買うべきか。動画を見るべきか。
やることが多そうに見えて、最初の一歩で止まってしまう人は少なくありません。
私もそうでした。
簿記の知識はゼロ。40代。勉強が得意なタイプでもありません。
それでも独学で勉強を始め、4週間で簿記3級に合格できました。
そして合格したあと、強く思ったことがあります。
「最初から、たった一つのことに集中していればもっと早く受かっていた。」
この記事では、簿記3級にどうしても合格したい人へ向けて、遠回りしないために最初に知っておくべきことをお伝えします。
※本記事は、簿記3級に独学で4週間87点で一発合格した実体験をもとに解説しています。
結論|簿記3級で最優先すべきは「仕訳をマスターすること」
結論から言います。
簿記3級で最初に、そして最も力を入れるべきことは「仕訳」です。
簿記3級は、仕訳ができる人から受かっていきます。
仕訳をどうやってマスターすればいいのかは、私が実際にやった勉強法をこちらで詳しく紹介しています。→【簿記3級は仕分けで決まる|40代初心者が独学で合格した勉強法】
なぜなら、試験の多くの問題は形が違うだけで、根本では仕訳の理解につながっているからです。
- 第1問の仕訳問題は、そのまま得点源になる
- 試算表や精算表は、仕訳の積み重ねでできている
- 決算整理も、結局は仕訳の応用
つまり、仕訳ができれば試験全体が理解しやすくなります。
逆に、仕訳があいまいなまま先へ進むと、どの問題でもつまずきやすくなります。
家でいえば「土台」です。
土台が弱いまま壁や屋根を作っても、途中で崩れてしまいます。
なぜ多くの人が遠回りしてしまうのか
仕訳が大事だと聞いたことがある人でも、実際には遠回りしてしまうことがあります。その理由はシンプルです。
1. 参考書を読むだけで進んだ気になる
参考書を読むと、「わかった気」はします。
ですが、試験本番で必要なのは、読んで理解した知識ではなく「問題を見て手を動かせる力」です。読めることと、解けることは別です。
2. インプットばかりでアウトプット不足になる
動画を見る。解説を読む。ノートをまとめる。
これらは悪くありませんが、「やった感」が出やすい勉強でもあります。本番の問題演習が少ないと、以下のような状態になりやすいです。
- わかるのに解けない
- 時間が圧倒的に足りない
- 見たことあるのに答えが出ない
3. 全範囲を均等にやろうとする
真面目な人ほど「全部しっかりやらなきゃ」と思いがちです。
でも簿記3級には優先順位があります。最初はまず仕訳。ここが固まると、他の範囲も驚くほどスムーズに理解できるようになります。
合格して気づいたこと|仕訳は理解するより“反射で解ける状態”が大事だった
ここが一番伝えたいことです。
仕訳は、理解して終わりでは足りません。問題を見た瞬間に、ある程度自然に手が動くレベルまで練習すること。これが合格に直結します。
たとえば「九九(くく)」をイメージしてください。
「2×3は?」と聞かれて、いちいち計算しませんよね。自然に「6」と出てきます。仕訳もそれに近いです。
- 商品を売った
- 現金で払った
- 売掛金を回収した
こうした取引を見たときに、借方・貸方の勘定科目がスムーズに浮かぶ状態が理想です。
私の実体験|ここができてから点数が安定した
勉強を始めた頃の私は、1問ごとにかなり考えていました。
「これは資産?費用?」「借方と貸方どっちだっけ?」という状態です。
でも、問題集を繰り返していくうちに変化がありました。
問題を見た瞬間に、答えの方向性が浮かぶ問題が増えてきたのです。この段階に入ってから、点数が一気に安定し、本番でも焦らなくなりました。
具体的に何をやるべきか|仕訳アウトプットに集中する
やることはシンプルです。
- 毎日少しでも仕訳問題を解く(1日10問でも反応速度が変わります)
- 間違えた問題を繰り返す(弱点こそが合格への宝です)
- 理由も一緒に確認する(「なぜ借方か」を確認すると応用が効きます)
- 迷う問題を減らしていく(本番での余裕に繋がります)
「勉強に自信がない」という人ほど、この方法は向いています。
なぜなら、才能より「慣れ」が勝つ世界だからです。繰り返した人が、最後には勝てるようになっています。
最短で合格したい人へ|具体的な勉強手順は別記事でまとめました
ここまで読んで、「何を優先すべきかはわかった。じゃあ具体的にどう進めればいいの?」と思った方もいるはずです。
私が実際にやった、仕訳に時間がかかっていた状態から、短時間で解けるようになった勉強手順や、使用した教材、4週間のスケジュールは以下の記事で詳しく解説しています。

その他、状況に合わせて以下の記事も参考にしてみてください。


まとめ|迷ったら、まず仕訳です
簿記3級にどうしても合格したいなら、意識することは一つだけ。
「仕訳を、自然に解けるレベルまで練習すること」
ここが固まると、他の問題も一気に理解しやすくなります。
私が合格後に「最初から知っておきたかった」と心から思った、たった一つのことです。
迷ったら、まずは仕訳から始めてみてください。
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私が4週間で合格レベルまで仕訳を伸ばした勉強法はこちらで詳しく紹介しています。

私が仕訳の理解に使って良かった参考書はこちらで詳しく紹介しています。

仕訳を反射的に解けるようになった問題集はこちらで詳しく紹介しています。

仕訳ができるようになったら、次は第2問・第3問対策です。動画で学ぶと一気に理解しやすくなります。詳しくはこちらの記事で紹介しています。


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