試験前日って、なんとなく落ち着かないですよね。 「今からでも何か詰め込んだほうがいいのかな」「電卓の電池、大丈夫だったかな」と、やることが頭の中でぐるぐるして、逆に集中できなかったりします。
でも実は、前日にやるべきことは意外と少なく、むしろ「やらないこと」を決めるほうが大事です。
私自身、独学で簿記3級を受験し、CBT方式で87点で合格しました。この記事では、実際に私が前日にやったこと・やらなかったことを、そのまま整理してお伝えします。特別なテクニックではなく、当たり前のことばかりですが、当たり前のことほど前日は忘れがちなので、チェックリストとして使ってもらえたらと思います。

私も前日は「何か特別なことをしなきゃ」という焦りが一番の敵でした。実際にやってみて分かったのは、前日の過ごし方は「準備」と「割り切り」がほぼ全てだということです。この記事では、その中身を具体的にお伝えします。
この記事を書いた人
簿記の知識ゼロ・勉強から長く離れた状態から、独学で簿記3級に合格しました。実際に使った教材や勉強法、つまずいたポイントなどを、実体験をもとに初心者向けにわかりやすく解説しています。
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※本記事は、簿記3級に独学で87点・一発合格した実体験をもとに解説しています。あくまで一例として参考にしていただき、最新の試験情報は公式サイトをご確認ください。
試験前日にやるべきこと
持ち物を確認する
前日の夜に、翌日持っていくものを一度すべて机の上に並べておきます。電卓、本人確認書類、CBTの予約確認メール(スクリーンショットでも可)など、当日の朝にバタバタ探さなくて済むようにしておくだけで、精神的にかなり楽になります。
CBT会場までの行き方を確認する
CBT方式は全国のテストセンターで受験するため、普段行き慣れていない場所であることが多いです。地図アプリで実際のルートと所要時間を確認し、初めての場所なら少し余裕を持った到着時間を想定しておきます。ビルの中の一室だったりして、思ったより見つけにくいこともあるので注意が必要です。
電卓の電池を確認する
地味ですが、これを忘れると、本番で焦る原因になります。電池を長く交換していないなら、新しいものに交換しておくと安心です。予備の電卓を持っていく人もいますが、私は使い慣れた1台の電池だけ確認して臨みました。
受験票(必要なら)や本人確認書類を準備する
CBT方式では顔写真付きの本人確認書類が必須です。運転免許証やマイナンバーカードなど、有効期限も含めて前日のうちに確認しておきましょう。念のため予約確認メールをスマホで表示できる状態にしておくと安心です。

持ち物と会場ルートさえ確認できていれば、前日の不安は半分くらい減ります。私も最初は「勉強しなきゃ」という気持ちが先に立っていましたが、実際に落ち着かない原因の多くは「準備ができているか分からない」ことだったなと後から気づきました。
簿記3級試験前日の勉強は何をする?
新しいことは覚えない
前日に新しい論点や苦手分野に手を出すと、「まだこんなに知らないことがある」と不安が増すだけで、良いことがありません。前日は「知識を増やす日」ではなく「今持っている知識を整える日」と割り切るのがおすすめです。
仕訳を軽く復習する
簿記3級は仕訳が土台になっているので、軽く目を通しておくだけでも当日の解答スピードに影響します。ただしこれも「新しく覚える」のではなく、「すでに覚えていることを思い出す」感覚で十分です。
間違えた問題だけ見直す
問題集を最初から解き直す必要はありません。これまで間違えた問題、付箋を貼っていた問題だけをピンポイントで見直すほうが、限られた時間を有効に使えます。

前日は「新しいことをどれだけ増やせるか」ではなく、「今できることをどれだけ取りこぼさずに出せるか」を意識する日だと思っています。範囲を広げるより、今持っている力を発揮できる状態に整えるほうが、当日の点数につながるコツです。
前日にやってはいけないこと
徹夜する
前日の徹夜は、当日の集中力低下に直結します。多少不安が残っていても、睡眠時間を削るメリットよりデメリットのほうが大きいです。
難しい問題ばかり解く
前日に難易度の高い問題に挑戦して間違えると、そのまま自信を失った状態で本番を迎えることになります。前日は「できる問題を確認して安心する日」にしたほうが、結果的に良いパフォーマンスにつながります。
新しい参考書に手を出す
「もっと分かりやすい説明があるかも」と前日に新しい参考書やサイトに手を出すのは避けたほうが無難です。情報源が増えると、かえって混乱しやすくなります。
簿記3級試験当日の朝にやること
仕訳を10〜20問確認
頭のウォーミングアップとして、軽く仕訳を解いておきます。難しい問題である必要はなく、手を動かす感覚を取り戻すことが目的です。
時間に余裕を持って出発
CBT会場では、入室前に受付や本人確認の手続きがあります。ぎりぎりの到着だと焦りにつながるので、余裕を持って家を出るようにします。
焦らないこと
朝は「いつも通り」を意識するだけで十分です。特別なことをするよりも、普段通りの朝を過ごすことを意識しましょう。
私が実際に前日にやったこと
勉強法の記事で紹介した問題集の第一問を、私は毎日の日課として解いていました。前日も、それを特別に変えることなく、いつも通りのルーティンとしてそのまま解きました。「前日だから特別なことをする」のではなく、「いつも通りを崩さない」ことを意識した形です。
復習した内容は、間違えたときに付箋を貼っていた問題だけです。全体を解き直すのではなく、付箋の箇所だけをさらっと見直しました。これだけでも、自分がどこでつまずきやすいかを再確認できて、当日の安心材料になりました。
あとは、軽く体を動かしてから早めに寝るようにしました。運動といっても近所を少し歩く程度ですが、体を動かすと余計な考え事が減って、寝つきが良くなる感覚がありました。

振り返ってみると、前日にやったことは「特別な対策」というより「いつも通りを続けただけ」でした。試験前だからと気負って何かを変えようとすると、かえって落ち着かなくなる気がします。普段のルーティンを崩さないことが、結果的に一番の準備になっていたのかもしれません。
簿記3級試験前日にやることは、実はそれほど多くありません。むしろ「やらないことを決める」ほうが大事だったように思います。私自身も前日は不安でしたが、振り返ると結果を左右したのは「前日の勉強量」ではなく、「落ち着いて本番を迎えられたこと」でした。これから受験する方も、新しいことを詰め込むより、今まで積み重ねてきた力を信じて試験に臨んでください。
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