本記事は、FP3級・2級に独学で一発合格した実体験をもとに解説しています。
「FP2級ってどれくらい勉強すればいいの?」——これ、受験を決めた人が最初に気になることだと思います。
ネットで調べると「150〜300時間」という数字が出てきますが、幅がありすぎて参考にならないですよね。結論から言うと、正しいやり方で進めれば100時間前後でも合格レベルに達することは可能です。
私自身の話をすると、勉強期間は約5ヶ月。ただし、学習開始から1ヶ月ほどで本試験レベルの問題を8割程度解けるようになっていました。その後は知識が安定したこともあり、後半はあまり勉強しなくなっています。
この記事では、そのリアルな勉強時間と内訳を包み隠さず公開します。「何時間やれば受かるか」より「どう使えば効率がいいか」に焦点を当てて書きました。
FP2級の勉強時間はどれくらい必要?
一般的に言われているFP2級の勉強時間の目安は150〜300時間です。ただしこの幅、かなり大きいですよね。同じ試験なのになぜここまで差が出るのか。
理由はいくつかあります。
まずFP3級を合格済みかどうかが大きく影響します。3級の知識がベースにあれば、2級で新たに覚える内容の量が違います。用語の意味や制度の基本概念がすでに頭に入っているため、インプットにかかる時間が大幅に短縮されます。
次に勉強方法の効率です。参考書を最初から読み込む方法と、動画+問題演習を中心に進める方法では、同じ時間をかけても定着度が変わります。
そして個人の金融知識の下地。仕事で保険や税務に触れている人は、FPの試験範囲と重なる部分が多く有利です。
この記事の前提は「FP3級合格済みの状態からスタート」です。ゼロからの場合は参考程度に読んでください。
実際にかかった勉強時間(体験談)
ここが本題です。私が実際にかけた勉強時間をそのまま公開します。
勉強期間:約5ヶ月
- 平日:1〜2時間
- 休日:最大8時間(ただし毎週ではない)
単純計算すると5ヶ月でかなりの時間になりますが、後述するように後半はほとんど勉強していません。実質的に集中して勉強したのは最初の1〜2ヶ月で、そこで合格に必要な実力はほぼ完成していました。
そして冒頭でも書いた通り、学習開始から1ヶ月ほどで、本試験レベルの問題も8割程度解けるようになっていました。
5ヶ月という期間の長さより、最初の1ヶ月に何をやったかの方がよほど重要です。
1ヶ月で8割解けるようになった勉強量
1ヶ月で本試験レベルの問題を8割解けるようになるまでにかけた時間は、80〜100時間前後です。
この1ヶ月でやったことは、シンプルに2つだけです。
① YouTubeの無料動画でインプット FP2級の全分野を動画で一通りインプットしました。止まらず先に進むことを優先し、理解が追いつかない箇所は後回しにしました。
② 問題集を解いて解説を読む 動画と並行しながら、問題集を1周しました。解けなくても気にせず、解説をしっかり読むことだけを意識しました。
この2つだけで8割の得点力がついた。逆に言うと、それ以外のことはほぼやっていません。
▶ 動画の具体的な使い方はこちら:FP2級は無料動画だけで合格できる?独学合格者の勉強法とおすすめ動画
勉強時間の内訳(動画・問題集)
動画学習(約16時間)
FP2級の動画講義はフォーサイトなどのYouTube無料動画を使いました。本来の再生時間は約25時間ありましたが、1.5倍速で視聴したため実質約16時間で一通り終わりました。
動画の役割は「全体理解」に徹することです。細かい論点を完璧に覚えようとせず、FP2級の試験範囲の地図を頭に描くことが目的。このフェーズで完璧を求めると時間がかかりすぎるので、スピードを落とさず進む方が効率的です。
問題演習(メイン)
残りの時間のほぼ全てを問題演習に使いました。使ったのは合格のトリセツの問題集と、補助的に過去問道場です。
問題を解くこと自体より、解説を読んで理解することに時間をかけました。「なぜこの答えになるのか」が分かるまで解説を読み込む。この作業が得点力に直結します。間違えた問題は繰り返し解き、わからない箇所だけ参考書を辞書として引く——この流れが基本でした。
▶ 問題集の選び方・使い方の詳細はこちら:FP2級の参考書・問題集はこれで十分|独学合格者の選び方と使い方
学科と実技の勉強割合
学科と実技の配分は、FP3級のときとほぼ同じ感覚でバランスよくやればOKです。特に実技だけを集中的にやる必要はなく、学科の理解が深まれば実技の得点も自然についてきます。
問題集の構成自体が学科・実技をバランスよくカバーしているので、問題集を1冊しっかりやり切れば偏りは生じません。
▶ FP3級の勉強法と比較したい方はこちら:FP3級に独学で合格する勉強方法
後半はあまり勉強しなくなった理由
正直に書きます。勉強期間は約5ヶ月ありましたが、後半2〜3ヶ月はほとんど勉強していません。
理由を説明するには、まず受験のタイミングについて触れる必要があります。
私がFP2級を受験したのは、まだ紙の試験(ペーパー試験)だった時期です。現在のFP2級はCBT方式に完全移行しており、好きなタイミングで受験日を選べますが、当時は試験日が年に数回しかありませんでした。FP3級に合格した後、次のFP2級の試験日まで約5ヶ月あった——つまり、5ヶ月勉強したのではなく、試験まで5ヶ月待つしかなかったというのが実態です。
その5ヶ月のうち、集中して勉強したのは最初の1〜2ヶ月。1ヶ月ほどで本試験レベルの問題を8割程度解けるようになり、知識が安定した時点で自然とモチベーションが下がりました。やることがなくなった、というのが正確なところです。
現在はCBT方式で随時受験できるので、合格レベルに達したと感じたタイミングで即申し込むのがベストです。実力がついたのに試験日まで何ヶ月も待つ必要はありません。私のように「待ち時間が長すぎて後半だれる」という状況は、今の受験環境では回避できます。
効率よく合格するための勉強時間の使い方
結局のところ、勉強時間の総量より「何に時間を使うか」の方が重要です。私が実際にやった時間の使い方をまとめます。
① 動画で全体理解(約16時間) YouTubeの無料講義を1.5倍速で一通り視聴。全分野の地図を頭に描くことが目的。完璧に理解しなくていい。
② 問題集で得点力をつける(メイン) 解くより解説を読む。間違えた問題を繰り返す。わからないところだけ参考書を辞書として引く。
③ 過去問道場で仕上げ(補助) 問題集が終わったら本番形式の問題感覚を養う。弱点の確認と直前期の仕上げに使う。
この3ステップに余計なものは何もありません。分厚い参考書を読み込む時間があるなら、その時間で問題を1問でも多く解いた方が合格に近づきます。
▶ FP合格までの全体像を確認したい方はこちら:FP3級・2級に合格するロードマップ
結論|FP2級は100時間前後でも合格可能
一般論では150〜300時間と言われているFP2級の勉強時間。ただし、FP3級合格済みで正しい方法で進めれば、100時間前後で合格レベルに到達することは十分可能です。
私の実体験として、1ヶ月・80〜100時間の学習で本試験レベルの問題を8割解けるようになりました。大切なのは時間の長さではなく、動画と問題演習を正しい順番で組み合わせることです。
「何時間勉強すればいいか」を考える前に、まず動き出すことが一番重要です。
まずは問題集を1冊決めて、1周することから始めてみてください。
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