本記事は、FP3級・2級に独学で一発合格した実体験をもとに解説しています。
FP2級の勉強を始めようとして、「無料動画だけで本当に合格できるの?」と疑問に思っていませんか?
参考書を買うべきか、有料講座を申し込むべきか、迷っているうちに時間だけが過ぎていく——そんな状況の方も多いと思います。
結論から言うと、無料動画+問題演習の組み合わせで、FP2級は合格できます。私自身、FP3級に続いてFP2級も一発合格しましたが、有料講座は一切使っていません。
実際には試験日程の都合で合格までに約5ヶ月かかりましたが、学習開始から1ヶ月ほどで本試験レベルの問題も8割程度は解けるようになっていました。
ただし、動画を見るだけでは合格できません。何と組み合わせてどう使うか——そこが全てです。この記事では、私が実際にやった勉強法を惜しみなく公開します。
FP2級は無料動画だけで合格できるのか?
結論:できます。ただし条件あり。
無料動画だけでFP2級に合格することは可能です。実際に私がそのルートで一発合格しています。
ただし、「動画を見るだけ」では合格できません。これは断言できます。
動画の役割はあくまで「理解」です。試験で得点するためには、問題を解く練習が必ず必要です。どれだけ動画の内容が頭に入っていても、問題演習を積まなければ本番で点数には変わりません。
合格できる条件をまとめるとこうなります:
- 無料動画で全体像をインプットする
- 問題集・過去問で演習を積む
- わからないところは参考書や動画で都度確認する
この3つがセットになって初めて「無料動画で合格」が成立します。動画はあくまでもスタート地点です。
FP3級とFP2級で勉強法はどう変わる?
ここがこの記事の核心です。3級と2級では、最適な勉強スタイルが変わります。3級のやり方をそのまま2級に持ち込むと、思った以上に苦労します。
FP3級は参考書メインでもOKだった理由
3級のときは「みんなが欲しかった!」シリーズの参考書を中心に勉強しました。3級は試験範囲が比較的コンパクトで、参考書を一通り読んでから問題演習に入るスタイルでも十分間に合います。
内容の深さも2級と比べると浅めで、参考書を読み込めば基礎知識が身につきやすい。参考書メインでも挫折しにくかったのは、範囲と深さがちょうどよかったからだと思っています。
FP2級は動画メインにした方が効率がいい理由
2級になると、話が変わります。理由は3つです。
範囲が広い。 6つの分野すべてが3級より深く問われます。参考書を最初から読み進めようとすると、ライフプランニングを終える頃には最初に読んだ内容を忘れています。
挫折しやすい。 参考書は情報密度が高く、読み物として重いです。特に金融資産運用や相続・事業承継あたりは、文章で読むだけでは頭に入りにくい。モチベーションが続かない人が続出するのはここが原因です。
全体像が重要。 FP2級は分野をまたいだ出題があります。個別の知識を積み上げるより、まず全体像をつかんでから各論に入る方が理解の定着が早い。動画はこの「全体像をつかむ」ことに向いています。
FP2級で無料動画を使うメリット・デメリット
メリット
スキマ時間で学習できる。 通勤中、昼休み、寝る前——スマホさえあれば学習できます。まとまった勉強時間が取れない社会人にとって、これは大きなアドバンテージです。
初心者でも理解しやすい。 テキストの文章より、講師が話しながら説明してくれる動画の方が内容が入りやすい人は多いです。特に金融や税務など、なじみの薄いテーマは動画の方が圧倒的に理解しやすいです。
全体像がつかみやすい。 章ごとに分かれた動画を順番に見ていくことで、試験範囲の全体像が自然につかめます。「今どのあたりを勉強しているか」が見えやすいのも、モチベーション維持に効果的です。
デメリット
体系的に抜けが出る可能性がある。 動画は視聴者が理解しやすいよう編集されているため、細かい論点が省略されることがあります。問題演習で初めて「この論点、動画で触れてなかった」と気づくこともあります。過去問道場や問題集で補うことが前提です。
自分で管理しないとサボる。 授業と違い、動画は自分でスケジュールを組まないと進みません。見た気になって満足してしまうのが最大の落とし穴です。「動画を見た=勉強した」ではなく、「問題が解けるようになった=勉強した」という意識が必要です。
実際に使った無料動画・サイト
YouTube無料講義(ほんださん/東大式FPチャンネル)
FP2級に対応したYouTube動画はいくつかありますが、私が活用したのはほんださん/東大式FPチャンネルの無料講義動画です。
特徴として、 分野ごとに動画が細かく分かれており、自分が苦手な箇所だけ繰り返し見ることができます。参考書のように最初から順番に通す必要がなく、必要な箇所にアクセスしやすいのが強みです。
使い方のポイントは「流し見でOK」という割り切りです。 完全に理解しようとして動画を止めながら見ていると時間がかかりすぎます。最初の1周は理解が追いついていなくても先に進む。問題演習でつまずいたときに該当箇所の動画に戻る——この使い方が効率的でした。
使い方の鉄則:動画は「理解するための手がかり」。深追いより先に進む。
過去問道場(無料サイト)
FP2級の過去問を大量に無料で解けるWebサービスです。スマホでも使えるので、移動中や隙間時間に取り組みやすいです。
私の使いどころは、問題集を一通り終えた後の仕上げ段階です。 本番に近い問題感覚を養うために活用しました。問題集で基礎を固めてから過去問道場に移行することで、「解けない問題がどのカテゴリに集中しているか」が見えてきます。直前期の弱点確認にも有効です。
解説も丁寧なので、解き直しの際に参考書を引く手間が省けることも多いです。
効率的な勉強の流れ(動画メイン戦略)
私が実際にやった学習の流れはこうです。
① 動画で全体理解 YouTubeの無料講義でFP2級の全分野をざっくりインプット。理解できない箇所があっても止まらず先に進む。まず全体像をつかむことが最優先。
② 問題集で演習 合格のトリセツ問題集を使用。解けなくてもいいので、解説を必ず読む。「なぜその答えになるのか」を理解することが目的。
③ 間違い復習 問題集で間違えた問題を繰り返す。このとき、わからない箇所は参考書を辞書として引く。参考書を最初から読む必要はない。
④ 過去問道場で仕上げ 問題集が終わったら過去問道場で本番形式の演習。苦手分野を中心に解き、直前期の確認に活用。
※参考書の位置づけ:辞書。 最初から読まない。わからないときだけ開く。この割り切りが効率化の鍵です。
無料動画だけで合格できる人・できない人
合格できる人
FP3級合格済みの人。 3級の知識があるだけで、2級の学習効率は大きく変わります。用語や制度の基本概念が頭に入っているため、動画の内容が吸収されやすい。3級を持っていれば、動画メインの独学で十分戦えます。
3級の理解に不安のある人は
▶ FP3級に独学で合格する勉強方法を復習してみてください。
自主的に勉強を進められる人。 決めたスケジュールを自分で管理して、コツコツ継続できる人。誰かに強制される環境がなくても学習を続けられるなら、独学×無料動画で十分です。
合格が難しい人
完全初心者(FP3級未取得)の人。 2級からいきなり挑戦する場合、動画だけでは土台となる基礎知識が不足します。用語の意味から理解する必要があるため、参考書や有料講座との組み合わせを検討した方が安全です。
📌 受験資格について
FP2級を受験するには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
・FP3級技能検定の合格者
・AFP認定研修の修了者
・FP業務に関する実務経験が2年以上ある者
つまり、完全初心者がいきなりFP2級を受験することはできません。
初心者からFP2級を目指す場合は、まずFP3級を取得するルートが最もスムーズです。
※最新の受験資格は公式サイトでも確認してください。
勉強習慣がない人。 動画は自分でペースを作らないと進みません。「今日も見られなかった」が続くと、試験日だけが近づいてきます。スケジュール管理が苦手な人には、強制力のある環境(通信講座など)の方が向いているかもしれません。
結論|FP2級は動画+問題演習が最短ルート
最後にまとめます。
動画=理解。 YouTubeの無料講義で全体像をつかむ。流し見でOK、先に進むことを優先する。
問題集=得点力。 解けるかどうかより、解説を読んで理解することが目的。問題を解く量が合否を分ける。
過去問道場=仕上げ。 問題集が終わったら本番形式で演習。弱点の確認と本番感覚の養成に使う。
この3つがあれば、有料講座も分厚い参考書も必要ありません。私はこの組み合わせでFP2級を一発合格しました。
「何を使うか」より「どう使うか」の方が重要です。ツール選びに時間をかけるより、一問でも多く問題を解く時間に使ってください。それが最短ルートです。
まずは動画で全体像をつかみ、問題集を1周することから始めてみてください。それが合格への最短ルートです。
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