FP3級の勉強を始めようと思ったとき、まず迷うのが「どの参考書と問題集を使えばいいのか?」という点ではないでしょうか。
種類も多く、レビューもバラバラなので、結局どれを選べばいいのか分からず、初めて受験する人にとっては選ぶだけで一苦労です。
この記事では、独学でFP3級に一発合格した私が、実際に使っていた参考書と問題集を正直にレビューします。
結論から言うと、使ったのは「みんなが欲しかった!」シリーズの2冊だけです。
実際に使って感じたメリット・デメリットや、どんな人に向いているかも含めて解説していくので、教材選びで迷っている方は参考にしてみてください。
FP3級に独学で一発合格した勉強方法はこちらで紹介しています。
使った教材一覧
使ったのはどちらもTAC出版の「みんなが欲しかった!」シリーズです。
- 参考書: みんなが欲しかった!FPの教科書3級
- 問題集: みんなが欲しかった!FPの問題集3級
この2冊を軸にして、YouTubeと過去問を組み合わせることで合格しました。
教材を増やしすぎず、「1冊をしっかりやり込む」ことを意識したのがポイントです。
なぜこの2冊を選んだのか
選んだ理由はシンプルで、ネットで調べたときに圧倒的に評判が良かったからです。
FP3級の参考書を検索すると、必ずといっていいほどこのシリーズが上位に出てきます。合格体験記やレビュー記事を複数読み比べても、「みんなが欲しかった!」を使ったという声が一番多かったです。
口コミは良くても自分に合わなかったというケースはどんな教材にもあるので、鵜呑みにするのも怖いなと思いました。ただ、FPは人気のある資格で受験者数も多い中、長期間売り上げトップを維持し続けていることからも、「大きく外れることはないだろうと」多くの合格者が使っている実績を信頼して選ぶことにしました。
実際に使ってみて、その判断は正しかったと感じています。多くの人に選ばれるだけの理由がちゃんとある教材でした。
参考書レビュー:みんなが欲しかった!FPの教科書3級
良かった点
① とにかく読みやすい
この教科書の一番の特徴は、読み物としての読みやすさです。
FP3級の試験範囲はライフプランニング・リスク管理(保険)・金融資産運用・タックスプランニング(税金)・不動産・相続と、6つの分野にまたがっています。どれも日常生活に関係する内容ではあるものの、初めて体系的に学ぶとなると専門用語が頻繁に出てきます。
この教科書は、専門用語が出てくるたびにきちんと説明が入っていて、「この言葉、前にも出てきたけど意味がわからないまま進んでいる」という状態になりにくいです。説明の言葉も難しくなく、知識ゼロの状態から読み始めても詰まる場面が少なかったです。
② 図解が豊富でイメージしやすい
文章だけではわかりにくい仕組みや制度も、図や表を使って整理されています。たとえば保険の種類や年金の仕組みなど、構造を視覚的に理解したほうが頭に入りやすいトピックは、ほぼ必ず図解がついていました。
テキストを読んでいて「なんとなくわかった気がするけど、整理できていない」と感じる場面は誰でも出てくると思いますが、そういうときに図表があると助かります。読んでいて「わかった」という感覚を持ちやすいのは、この図解の多さが大きいと思います。
③ 取り組みやすくて勉強が続く
勉強を続けられるかどうかは、「教材が取り組みやすいかどうか」に直結します。難解な文章が続く教科書だと、読むこと自体がストレスになって手が止まります。
この教科書はそういう場面がほとんどありませんでした。フルカラーで見やすく、1ページあたりの情報量が適度で、「とりあえず今日はここまで」と区切りをつけやすいです。FP3級は範囲が広い分、勉強期間が長くなりやすいので、「続けやすさ」は思った以上に重要な要素です。
気になった点
単体では完結しない
参考書としての完成度は高いですが、あくまでインプット用のツールです。読んだだけでは知識は定着しないので、問題を解くアウトプットとセットで使うことが前提になります。
これは教科書全般に言えることではありますが、「教科書を読み込めば合格できる」といった、夢のような教科書はありません。この参考書も例外に漏れることなく、問題集との併用が必須だという前提で購入することをおすすめします。
問題集レビュー:みんなが欲しかった!FPの問題集3級
良かった点
① 教科書との対応がわかりやすい
同シリーズの教科書と単元構成が揃っているので、「教科書のこの章を読んだら、問題集のこのページを解く」という流れがスムーズです。どこに対応する問題が載っているかを探す手間がなく、読んですぐ問題に移れます。
この「読んだらすぐ解く」というサイクルが、知識の定着にとても効果的でした。インプットとアウトプットの間に無駄なタイムラグが生まれないのは、同シリーズで揃えることの一番のメリットだと感じています。
② 解説が丁寧で自己解決しやすい
問題を解いて間違えたとき、解説を読めばなぜ不正解だったかが自分で理解できます。「解説を読んでもよくわからない」という状態がほとんどなく、つまずいた問題をその場で消化しやすかったです。
独学の場合、わからないことを誰かに聞ける環境がないので、解説の丁寧さは重要です。この点はしっかり機能していたと感じています。
気になった点
問題の量がやや少ない
使ってみて一番気になったのはここです。
問題集を2〜3周すると問題を覚えてしまい、「解けている」のか「答えを覚えている」のかわからなくなってきます。別の問われ方で聞かれたときに、「ちゃんと対処できるか」「この問題集だけで本番に対応できるのか」という不安が出てきました。
無料で使える「過去問道場」を併用することをおすすめします。膨大な過去問をジャンル別・年度別に解けるサイトで、スマホにも対応しているので隙間時間にも使えます。問題集で基礎を固めたあと、過去問道場で問題量を補うという使い分けがうまくいきました。問題集単体で完結させようとせず、最初から「過去問サイトと組み合わせて使うもの」として位置づけておくと良いと思います。
この2冊の使い方(実際にやった流れ)
どんなに良い教材でも、使い方を間違えると効果が出ません。
私が実際にやっていたのは、「教科書で理解 → 問題集で定着」というシンプルな流れです。
教科書で全体像をつかんだあと、問題集でアウトプットを繰り返すことで、知識がしっかり定着していきました。
問題集は1周で終わりにせず、2〜3周繰り返すのがおすすめです。
※具体的な勉強の流れや手順は、こちらの記事で詳しく解説しています。
この2冊をおすすめできる人・できない人
おすすめできる人
FP3級をはじめて受験する人、知識がほとんどない状態から勉強を始める人には、素直にこの2冊をおすすめします。読みやすさと取り組みやすさはトップクラスで、独学のスタート教材として完成度が高いです。
少し注意が必要な人
問題演習をとにかくたくさんこなしたい、という方には問題集の量が物足りないかもしれません。ただその場合、もう一冊別の問題集を買おうとするのではなく、過去問道場を積極的に活用するのが現実的にはいちばん手軽な解決策だと思います。
まとめ
「みんなが欲しかった!」シリーズは、定番と呼ばれるだけの完成度がある教材です。読みやすさ・わかりやすさ・続けやすさの三拍子が揃っていて、FP3級の独学教材としては現状これ以上の選択肢を私は知りません。
問題量の少なさだけは過去問道場で補う前提で使うと、弱点がほぼなくなります。教材選びで迷っているなら、この2冊を選んでおけばまず間違いないです。
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